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2004.02.29

ローコストとトマソン

4480021892.jpg赤瀬川原平著:『超芸術トマソン』


 朝日新聞の書籍紹介欄でこんな記事を見ました。

 街の中で、こんな物を目にしたことはないだろうか。例えば、建物の2階部分に唐突に貼りついているドア。・・・・  そういった、何らかの理由で残ってしまった無用の長物たちに“トマソン”と命名し、その存在のナゾと美に迫っていくのがこの本、『超芸術トマソン』である。 from 2004年2月29日朝日新聞 「本と映画と山口綾子」

 この本は新刊ではないみたいだけど知りませんでした。一度手にしてみたいと思います。(先に『我輩は施主である』も読まなきゃ。)他にも藤森照信さんらと「路上観察學」なるものをされているようです。

 でも建築やっていると「なんでこんなものいるの?」「本当にこんなものいるの?」と思いながらも、これまでの常識として設計にいれちゃうモノもいろいろあります。『トマソン』で紹介されているモノは当初、使われていたものみたいですけれど、使う予定はないけど「もしかしたら」というだけで付けられているモノ、最近いっぱいあるでしょ?「そんなモノないよ」と言う方、ケータイの機能、全部使えてますか?

 ローコスト住宅なんかの場合、本当に必要なモノ、要らないモノを深く考えて「要らないモノは省く」精神が必要です。また、その要るか要らないかを決めるのは設計者ではなく建築主です。設計者は要らなそうなモノをピックアップはしますけど。後で「ホントは欲しかったのに」と恨むのはやめてください。(笑)


関連リンク
Amazon.co.jp

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2004.02.27

されど、ジャン・ヌーベル

されど、ジャン・ヌーベル

 先日、「デジタルよりアナログ。手を動かさねば。」と書いたが、ジャン・ヌーベルはデッサンをしなかったらしい。

 ジャン・ヌーベルは、デッサンをしない。彼にとって建築とは、もはや手作業ではなく、その固有の性質を提示すべきもので、素性や、配置や、構想の問題である。この建築家は、他の学生たちが建築の学位をとるために山のような設計図やどこかで見たようなデッサンを提出したのに対して、自分だけは1点のデッサンも含まない21×29.7センチ(A4サイズ)のタイプ打ち原稿を提出した最初の人間であることを、しばしば強調する。「私は紙の建築家ではない。私が美しいデッサンの喜びのためだけに、建築計画を発想することは決してありえない。」
from ジャン・ヌーベル展カタログ(Amazon)

 そもそも建築は紙の中に納まるものではない。デッサンも、平面図も、立面図も縮小された絵の中で人は実物を想像するしかない。コンピューターグラフィックスによるヴァーチャルな空間は彼にとって建築計画をあらわすには適しているようだ。
 しかし、彼は“コンピューターによる想像世界”「コンピューターによる建築ではなくコンピューターによるイマジネーション〜イメージは我々の心象世界を刺激し、イメージの非物質的な本質を現実世界に具体化したい」と言う。

 そう、紙にしろコンピューターにしろ、あくまでも「具体化」のためのアプローチであり、ゴールではないんだ。

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2004.02.24

デジタルを否定するパソコン誌

 コンピューター雑誌「MAC POWER」はMacやコンピューター業界のことだけでなくデザイン関係のコラムも多いので毎月楽しみにしている。
 「日々ノ雑感」というページには3人のコラムが掲載されているのだが、3月号では偶然か、意図してか(おそらく意図しているのだろう)3人ともデジタルよりもアナログを支持する話を寄せている。

弓田純大氏(グラフィックデザイナー)の言葉

モニター上に現れないレンズの向こうの世界』より
 デジタルの助けを借りるのは簡単だが、写真でも絵画でも、アナログでしか到達できない世界が間違いなく存在する。・・・・最終的にアナログ制作の出来に落胆し、デジタルの優位性を再認識することになるかもしれない。それはそれでもいい。何よりもまず、自分の嗜好にとことんこだわってみることが大切だろう。

瀬川英史氏(作曲家)の言葉
Macは蔑まれるべき道具である』より
コンピューターを使った音楽制作はかなり幅が広がったが、「自由」になったかというと、そうは思えないのだ。実際、巷ではDTMの進化に伴い洋の東西を問わず、画一化された音が溢れている。

菊地美範氏(「エイアール」アートディレクター兼代表取締役)の言葉
プレゼンテーション過剰症候群』より
ノックアウトやオーバープリントまで正確に再現され、オフセットの本刷り並みにツヤツヤときれいなプリントアウトを目にしすぎて、どれが適切なデザインかを判断する能力もなくなってしまったのだろうか。こんな状況は、誠実にエディトリアルデザインができるデザイナーを消耗させて、業界誌のTips集を漁るだけの「デザイナーもどき」を残すだけである。それでいいのか。

 この3人はコンピューターを操りデジタルな環境で創造的な仕事をされている方々である。けれども、ベースにアナログな世界を持っているのだろう。「デジタルはアナログの置換えにすぎない。」と言っているような気がする。
 しかしここ最近、デジタルな世界しか知らない世代が登場してきた。そのことに対する意見のようである。

 建築設計についても同じようなことが言える。2次元CADが実務に使えるようになってから10年近く経つ。手書の図面を知らない世代も生まれているのではないだろうか。
 また3次元連動ソフトも廉価になり、一般の家庭でもパソコンに新築計画の図面を入力しては外観パースを自動作成できるようになっている。
 しかし、考えて「つくった」ものと自動計算で「できた」ものは明らかに違う。コンピューターは計算機であり、創造はしない。予め想定したものの組み合せを示すだけである。
 そして考えるには手を動かさないと頭が働かないようだ。


 この度の記事は「MAC POWER」というパソコン雑誌に掲載されていることが面白い。パソコン雑誌ではデジタルを推進させる記事を載せるのが普通だと思うが、それよりもこの雑誌は「パソコン(Mac)を使って創造すること」を推進させるために誌面を費やしている。たとえ、デジタルを否定する記事であっても。

 私も今一度、手を動かし創造することを忘れずに心掛けようと思う。

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2004.02.23

ジャン・ヌーベル展

 ジャン・ヌーベル展

 特に予備知識なしにジャン・ヌーベル展を観る。
 今回の展覧会では建築そのものの写真はできるだけひかえ、彼のイマジネーションを伝えたかったそうだ。

 一連のパネルを見ていくと彼の言葉のなかにどこか東洋的な「和」を感じる。「和風」の「和」ではなく「調和」の「和」である。
彼の作品自体は強烈な印象を与え周りに挑戦的に見える部分もある。突如、塔がそびえ、巨大な擁壁が連なり、大地が叫ぶ。
 しかし、彼は「建築物」がそこに存在すべき意味を周囲との対話により導きだしているのである。そして空間と時代に「調和」する建築を奏でている気がした。

 今回の展覧会では照明や映像などビジュアル的に印象づけられる表現方法にも驚いたが、それよりも(翻訳された)ジャン・ヌーベルの言葉がとても心地よく響くことに好感をもった。

関連リンク
されど、ジャン・ヌーベル(ちはろぐ)
ジャン・ヌーベル展カタログ(Amazon)

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中華まん博覧会

「天保山・中華まん博覧会」(天保山マーケットプレース)

ご当地ならではの特産物を具材にした中華まんや全国の名店中華まんなど、日本全国から約50種類の中華まんが大集合。
平成16年1月24日(土)〜2月22日(日)

 ジャン・ヌーベル展の帰りに立ち寄る。
 最近、こういうの続くなぁ。

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2004.02.20

浪花餃子スタジアム

「浪花餃子スタジアム」 本日オープン!
gyoza_stadium

 さっそく、行ってきました!(^^;

 たまたま今日梅田に行く用があったんですけれどね。午後5時前という会社が終わるにはちょっと早い時間にOSビル前を通ると、待時間なしで入場できるということだったので入ってみました。
 さすがにフロア内は込んでいましたが、行列のできている店とすぐに買える店とがあります。これはおいしいか、そうでないかということではなく「行列のできているところにならんでしまう」という人たちが成しているのではないでしょうか。私は並ばずに買えるお店に直行しました。

 全店まわってないので、どの店がおいしいか言えませんが・・・・いえ、並ばずに買ってもとても美味しいのですが、食べ比べると自分の好みが分かりますね。2、3人で行って手分けして買ってテイクアウトで食べるのがいいかと思いました。
 同じ店でも行列のできる時とできない時があるようです。行きたい店をあらかじめ決めておいて、だけど行列のないところをcheck!するのもイイカモ。各店の限定メニューはすぐに売切れるのでお早めに。

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2004.02.18

flashプラグインは必須?

 ブラウザにflashプラグインをインストールしておくことは当然なのだろうか?
 あまたある建材について調べるのは結構手間がかかるが、最近はいろんなメーカーがホームページで製品情報を提供してくれるのでとても助かっている。詳しく見るにはまだ紙媒体の方が見やすいが、大きく情報をつかむにはインターネットはとても便利だ。

 ところで最近トップページにflash画像を埋込んだサイトによく出あう。私はナローバンドで接続しているのでうっとうしいflashプラグインはブラウザに組込んでいない。「まぁ、見る必要もないだろう」と思っていたのだが、今日flashプラグインがないことで先に進めないサイトにいくつか出くわした。flash画像を「skip」するボタンはついていないのである。

 個人のサイトならまぁいいけれど、企業のサイトで入口に鍵をかけてどうするんだ?
flash
それとも↑これは、「鍵を持ってない者、入るべからず」という標識なのだろうか?

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2004.02.12

Wikiとパターン・ランゲージ

 ウェブログと並んで今はやりのWikiもC.アレグザンダーのパターンランゲージをもとに発想されたんだそうです。

from「eto.com」Wiki道
(れいみぃさんのサイトReimy's PukiWikiで知りました。)

 私もルーズリーフ感覚でWikiを使っています。とても他人に見せられる状態ではありません。

関連リンク
パターン・ランゲージ(ちはろぐ)

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2004.02.11

洗濯機の位置

 さて、キーの配置のあとはキッチンの配置の話。

from 村瀬春樹著『本気で家を建てるには』逃げろ洗濯機

 キッチンの中で、“流し”と“レンジ”と“冷蔵庫”の位置関係は正三角形に近いほど働きやすいとされている。これを「黄金の三角形(ワークトライアングル)」というが、これに“洗濯機”を加えた「黄金の四角形」が家事動線のベストといわれる日が確実に近づいている。

 「仕事を持つママが増えてきたから洗濯も料理も短時間に同時進行!」ということらしい。でも、洗濯機がキッチンにあって本当に便利か?
 先のの位置関係は調理をするときの関係である。何品かのおかずをつくるにはこれらの前を何度も行き来するから
“冷蔵庫”←→“流し”←→“レンジ”
の動線は動きやすくしたほうがよい。
 だけど、洗濯をするときの動線は“流し”“レンジ”“冷蔵庫”とは何の関係もない。従来通り
“脱衣場”←→“洗濯機”←→“物干場”
の動線を短くするほうが便利ではないかと思うのだがどうだろう?
 また、最近の洗濯機は全自動が主流で洗濯物と洗剤を入れれば洗濯が終わるまで洗濯機の前に行く必要はない。
 それに1日に何度も洗濯機をまわさないといけない家庭は汚れた洗濯物をキッチンに置かないとキッチンに洗濯機を置く意味がない。

 海外のキッチンで洗濯機が組み込まれたものがある。しかしこれが普及しないのはドラム式洗濯機が日本に馴染まなかったこともあるけれど、汚れた洗濯物をキッチンに持ってくることに抵抗があることが原因かもしれない。

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テンキーの配列

 テンキーネタの続き。
 
 次の表はNEC9801シリーズに付属していたキーボードのテンキー配列。







HOMEHELP
enter

 “,”キーがあったりして結構便利です。また“/”キーが右上の隅にあるのが馴染んでいました。でもこの配列のテンキーでUSB接続を探しましたが見つけられません。まぁ、今回の「MZ-12」はまだ近いのでヨシとします。

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2004.02.10

テンキー電卓とJW_CAD

 テンキー機能付き電卓、「CASIO MZ-12」を購入しました。先日、製品に機能を付加させることについて少し書きましたが私はそのことを決して否定しません。むしろこういう複合機は好きな方です。
keyboard

 電卓は「カシオ派」と「シャープ派」に分かれるそうですが私はカシオ派。理由は学生時代に使っていた関数電卓がカシオ製だったからというつまらない理由ですみません。

 しかし使いはじめた時の環境は後々まで影響します。私がパソコンを覚えたときのマシンはNECのPC9801シリーズ。NECがDOS/V陣営に破れた頃からはMacを使っているのでDOS/V機のキーボードには馴染めませんでした。どうしてもキーボードの“Ctrl”キーは“A”キーの横に欲しいのです。(ダイヤモンドカーソル使う時小指つらないか?)
 そんな理由で使っているキーボードはPFU製の「HappyHackingキーボード」。Win機の方は「Light2」です。これらのキーボードにはテンキーはありませんが、「Light2」にはUSBポートがついているのでテンキーを装着することができます。

 今回導入した「CASIO MZ-12」は電卓モードとテンキーモードの切り替えができ、電卓モードの計算結果をPCに送信することもできるというもの。しかしそんなことよりもっと嬉しいのは普段使っているJW_CAD(MS-DOS版)に対してもこのテンキーは動作してくれました。JW_CAD(MS-DOS版)はWindows98のDOS窓で動かしています。おそらくメーカーの動作保証外でしょうが、普通のテンキーとして使えました。
 ただし、図形→他図面複写など別のファイルにアクセスする動作をした場合、復帰後キーボードの入力ができなくなる現象が多発します。こうなると再起動しないと直らないのですが、復帰後すぐにテンキーから一度入力することによってかなりの確率でこの現象を回避できるようです。(当方の環境に関しては)

関連リンク
続・テンキー電卓とJW_CAD
Macでテンキー電卓
テンキーの配列

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2004.02.09

室名と「言霊」

 建物を設計するとき必ず「室名」をつける。なるべくカタカナを使わずに“居間”とか“便所”とか使ってきたけど、ちょっと気になる話。

from 村瀬春樹著『本気で家を建てるには』逃げろ洗濯機

 昔むかし、「湯殿」や「御不浄」は母屋と離れた別棟にあった。
 時代が下がり、敷地の規模がみみっちくなるにつれて、それらは母屋の一角の狭くて暗い北の隅に囲われるようになり、“バスルーム”とか“トイレ”と呼ばれるようになった。

 むかし、風呂や便所がハナレにあったのは構造や衛生上の問題からであった(風呂は銭湯の場合もあった)。しかし、「ケガレ」のものを家の中に持込みたくないという考えが根づいていたからかもしれない。
 この「ケガレ」は「汚い」と言う意味ではない。「ケガレ」という日本人独特の感覚だからどんなにきれいにしようと家の中では北の隅や廊下の端に追いやられた存在だった。南側の「ハレ」の場には決して見せてはいけないものである。台所も「ケガレ」の場だ。魚をさばいたりして血を流すような場所だから北の隅に追いやられていた。

 さて、家の規模が小さくなってきて、またライフスタイルが変化してきてこれら「ケガレ」の部屋がどんどん「ハレ」の場に近づいてきた。便所なんか玄関の脇に造られることもめずらしくない。(機能的な良し悪しは別の話)そこでそんな「気持の悪さ」を解消するために“バスルーム”“トイレ”“キッチン”という室名が出てきたんだ。
 もともとこれらの部屋は「汚い」わけではない。「ケガレ」という感覚でいただけだ。だから「ケガレ」を取除くために名前が変わった。「ケガレ」という感覚は日本人独特のものだから「ケガレ」を感じさせないカタカナ(外来語)に。

 この名前を変えれば善しとする感覚は古くからある。結婚式で“お開き”と言うのも“するめ”を“あたりめ”、“梨”を“ありの実”と言うのも同じ感覚だ。この日本人にすり込まれた感覚については、井沢元彦著『言霊』や『逆説の日本史』等に詳しく出ている。

 室名をつけるときはこういったことに注意してつけていきたいが、“居間”が“リビング”に“食堂”が“ダイニング”に“和室”が“ジャパニーズルーム”に・・・・
(注1)
 「ハレ」とか「ケガレ」という感覚が麻痺してきた近年、果してこれらのカテゴリーに入る言葉をなくす必要があるんだろうか?

※注1
“和室”は「ケガレ」の言葉じゃないけれど、古い家の南側特等場所の和室というのは「ハレ」の日(来客、冠婚葬祭の日)以外は使用できない特別な部屋。そんな部屋を“ジャパニーズルーム”と呼ぶだけで普段から使える部屋になった気がしませんか?


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2004.02.06

キティちゃん切手

キティちゃん切手」本日発売。
買っちゃった

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原田社長、Macからマックへ

 原田社長、Macからマクドへ from 「NIKKEI NET

 先日、アップルコンピュータ日本法人の退任の話題がでたとき、理由が「ヘッドハンティングされた」とあったけれど、マクドナルドですか。
 この人の動きが気になるのはアップルの社長だったからではなく、奥さんが谷村有美さんだから。彼女の番組にはよく手紙を書いていました。
 今も愛は元気でしょうか?

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2004.02.05

便器にMP3

 他のメーカーに差を付けるには機能を追加すべきか?

林 信行氏(MACPOWER アドバイザー)の言葉

 長く使い続けられる優れた製品を生み出すには、従来の製品開発の方法を見直し、新しい手法を取り入れる必要がある。パソコン業界のモノづくりによく見られる機能の追加ばかりでは、ユーザーに訴えかける製品にはならない。これまでは何が不足していたのか、あるいは何が過分だったのか、そろそろ議論を始めてもいいころだ。
(from MACPOWER 2月号 Adviser's Column)

 これはパソコンに関して述べられた言葉だけど、住宅に関しても同じようなことが言える。
 住宅(建材・設備)を売るにしても機能を追加することは製品のアピールをしやすいし、他のメーカーと比べられた場合、価格を下げなくてもそれなりの説明がつく。逆に自社の製品が「(その機能は)付いていません」とか「できません」ということは言いたくないだろう。ユーザーにとって本当に必要かどうかは別として。
 結果、どのメーカーも似たような製品が揃い、また一方ではユーザーが欲するかどうかは別のところでさまざまな機能が追加されていくんだろうな。

 そんなことを思っていた矢先、新製品の情報を入手。ホント、これは凄い!INAX SATIS(サティス) D-218Sはリラックスミュージック機能搭載!MP3再生機能付らしいです。今のところクラシックや「小川のせせらぎ」のようなリラックスできる音がでるだけみたいだけど、将来ケータイの着ボイスみたいに古舘伊知郎氏が実況してくれるようになるんじゃないだろうか?(笑)
 ここまで来ると、「何で便器にMP3が必要なの?」という考えはどうでもいい気がする。商品として世に出せたことに拍手をおくりたい。(ウォシュレットbyTOTOも出たときは衝撃的だった。)

 付加価値をつける性(さが)はパソコン、建築業界だけのものではない。身の回りの不思議な文具を集めた色物文具専門サイト【イロブン】も結構楽しいのでオススメ。

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2004.02.02

メンバーズホームページ終了

 ニフティより「メンバーズホームページ終了のお知らせ」なる通知が来た。いつまでも古いサービスを使ってないで、新しいものに切替えなさいということらしい。
 「メンバーズホームページ」はNifty-Serve時代のサービス。ホームページの勉強や複数の人との大きなデータの受渡し用に使用しましたが、ホームページをつくることは挫折しました。(笑)やっぱり、ココログは楽ですね。「既製品を使っている。」ような気もしますが。
 特にホームページを作ることなく「アット・ホームページ」に移行しなかったのは希望のアドレスがとれなかったから。今は「http://homepage3.nifty.com/」で始まるアドレスだけどメンバーズホームページの移行が進むと「http://homepage4.nifty.com/」からにならないかな?

 このココログのカウンターはメンバーズホームページのものだから、アット・ホームページに移行したらまたリセットしなければいけないのかと思っていたら、アット・ホームページではカウンターは任意の数字から始められるらしい。いいのか?そんなことで!
 まぁ、そういうことなので移行はしばらく先になりそうです。

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