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2004.04.30

Macでテンキー電卓

 アクセス解析を見ていると「Mac テンキー電卓」あたりでHitして来られる方が何人もおられます。おそらくこの記事に掛かってるんだと思いますがMacの記事でなくてすみませんでした。お探しの情報は↓でしょう。

B00009WHN2.jpg Macのテンキー電卓に関する情報はなかなか見当たらないのですが、
以前紹介した「CASIO MZ-12」、Macでも
使えています

 Macと言っても私の使用環境はOS8.6なので、最近のマシンなど全てで動作するかはわかりません。MZ-12の動作環境にもMacについては一切触れられていないようなので「必ず動く」とは言えませんが、特別なドライバをインストールすることなく動いています。
 ただし、電卓モードで計算後、計算結果を送信した場合、日本語入力モードになっていると例えば「3」を送信すると「33」になる。英数半角モードになっていると送信した数字の後に改行コードが入力されるなどといった現象がみられます。
 私はあまりこの機能使ってないから気にならないけど。

 この記事を読まれてトライされた方、結果報告お待ちしております。

関連リンク
CASIO MZ-12(CASIO)

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2004.04.28

松下電工と松下電産

 松下電工、松下電器産業の子会社に (from 「CNET Japan」)

 昔はよく「電工」と「電産」を間違えて見積もりをとったりして恥ずかしい思いをしたけれど、これからはそういったことはなくなるのかな。

 しかし、建築・住宅関連企業の統合化が増えている。製品を使う上でのメリットはあまり感じられないのだが、とりあえずメモ。(アルミサッシ関係を中心に調べてみた)

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2004.04.23

オープンバスルーム

 CMでもよく目にするトステムのオープンバスルーム計画。

 確かに、浴室に大きな窓を設けると気持ちがいい。眺めのよい方向に大きな窓を設けた浴室はもちろん、坪庭に面するだけでも露天風呂気分を醸しだすこともできる。それは日常の疲れを癒すほんの少しの非日常空間だ。
 これまでも何度か浴室に大きな窓を開ける提案をしてきた。いくつかは実現しているが、どちらかというと拒否されることの方が多い。そんな中、CMで「浴室に大きな窓を設けることが素晴しい」というようなことを世間に広めてくれたことはとても嬉しい。先入観というものが大きく変わった人もいるだろう。

 だが、このユニットバスは他のユニットバスと趣が少し違う。従来のユニットバスは単なる設備だという認識でよかった。材質や形状、付属設備に多少の違いはあっても、単に1〜2坪のスペースを確保すれば好みに(予算に?)合わせて入替えればよかった。しかし、この「オープンバスルーム」を実現させるには建物の配置や形状、また外構の在り方まで総合的に考慮する必要がある。浴室に大きな窓を設けて快適にすることはそうたやすくはない。

 きっと、このユニットバスには住む人の意識や建物のカタチを変える性格がある。

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2004.04.22

アメリカ広葉樹建築家セミナー(2)

 アメリカ広葉樹アーキテクトセミナー受講録のつづき。

竹原義二氏の話
(『101番目の家』を題材にした話。)

  • 最近の住宅事情では広葉樹の使われ方が変わってきている。(針葉樹も)
  • アメリカ人と(現在の)日本人の木に対する感覚のズレがある。
    アメリカ→内装材として→広葉樹、杢目の美しさ。アテ・フシの面白さ
    日本→構造材として→針葉樹、アテ・フシを嫌う風潮が根づいている。
  • (例)白木(桧)の柱−伊勢神宮 白木が焼け、朽ち、やり替えることによる美意識
  • 《間合》
  • 《広葉樹の良さ》「葉の美」と「木(枝ぶり)の美」
  • 《木の質》広葉樹−磨く。削れない。針葉樹−カンナ掛けできる。
  • 《過去の家》メンテナンスが必要。「囲炉裏のスス」は拭き掃除がかかせない→時間の流れとともに艶が出る。
  • 《現在の家》簡単な家。家に強さがない。クレームを逃れる家。
  • 《階高をも住む人にあわせる》高さを抑える→階段が楽
  • 《RCと木のぶつかるところ》強さ・バランス
  • 《柱》部材を落とさない。不揃いで使う。→大工の技量にかかる
  • 《木の色》黒・茶・赤・黄
  • 《辺材》差物大工が材料を使いまわす。これからは捨てるのに金のかかる時代。
  • 《板材−内装に使う》模様をあわせ込む。自然の中で生まれてきたまま使う。並べ方が重要→大工のバランス感覚を問いたださなければ不可能。
  • 手を使わない・考えない・みな一様である
  • 家は変わったが人間は何百年前からはそんなに変わってないんだろう。
  • 豊かな空間とは広さではなくバランス。強さ。かわいらしさ。
  • 《木は狂う》冷房・暖房によって木が怒る。
  • 塗装して寿命を延ばす。朽ちていく美しさも重要。
  • 使い回しのできる空間。動き回る家←→個室。その場所から出ない。
  • 現在は個性を殺し同じ人間をつくる家。
  • 《杢目の楽しさ》遊び心。
  • 《建築がズレル》建築が動き出す。
  • 振返ったときの美しさ。
  • 《光と材料のズレ》フゾロイ。
  • 《壁の重なる仕掛》空間が動き出す。

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2004.04.21

アメリカ広葉樹建築家セミナー(1)

 4月20日、アメリカ広葉樹輸出協会(AHEC)主催のアメリカ広葉樹アーキテクトセミナーを受講。建築家竹原義二氏、テュラン・デューダ氏、そしてAHEC副会長ピーター・キング氏の話を聞いた。
 その概略・言葉を拾い集めたものをメモしておく。φ(・_・)

ピーター・キング氏の話(めっちゃ意訳)

  • アメリカは森林の管理もしっかりしている。
  • 広葉材が市場に流れることによって森林の管理も適切に行うことができる。
  • フシのある部分には木の面白さが表れている。フシの部分を嫌がらずに使うことによって木材を捨てることが少なくてすむし(コストが下る)、木をそのまま使うことによって接着剤等を使わずにすむ(健康への配慮)。
  • 南洋材に負けぬよう、もっといっぱいアメリカ広葉樹を使ってね。

テュラン・デューダ氏の話

  • 《大切なこと》バランス・ハーモニー
  • 《木の使い方》異るマテリアルとマテリアルをつなげる木質
  • 《木の使い方》有機的なトラス・ラチス
  • 《デザイン》歴史的な特徴をモダンな形で取入れる。
  • 《木の特徴》木は彫ることができる。オブジェ

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2004.04.19

捨てる

 メルマガからの引用で恐縮だが、とても共感したので載せておく。
編集長・タカハシ氏(MacPower編集長)の言葉

 昨年秋のMacPowerのリニューアルを皮切りに、毎日コミュニケーションズのMacFan、そして弊誌の姉妹誌であるMacPeopleの誌面刷新がそれぞれ完了した。当然のことながら、これは各誌の編集長が密会の末に示し合わせて行ったことではない(笑)。ただ、3誌の編集長にそれぞれ“思うところあって”の結果なのだろう。余談だが、MacFanの小林編集長、MacPeopleの野末編集長、そして私、3人とも1968年生まれの35歳である。まったく同じ年の3人が、“いまのMac業界に最も必要なものは何か”を模索し、三者三様の方向性を明確に打ち出し始めたことは何とも興味深い。
 3人とも、守るものあれば捨てるものもある。これは過去の編集長から引き継いだものに対する取捨選択である
(from MacPower Newsletter #27)

 最近、Mac関連の雑誌が相次いでリニューアルされた。「新しくする」ということを「(過去を)捨てる」という表現を用いていることが面白い。また「1968年生まれ」というのも非常に興味深い。

 私も1968年生まれであり、また今年に入ってから“思うところあって”いろいろ捨て始めた。
 平均寿命が延びているとは言え自由に活動するには70歳が限界だろう。そう考えると35歳というのはまさしく折り返し点だ。10代、20代の頃はやみくもに取入れ、吸収しようとしていたが、そろそろ整理をつけていかなければならない時期に突入した気がしている。

 「捨てる」ということは新しく創造するために不可欠なことだ。また「捨てる」ことによって研ぎ澄まされ極めていくことができる。いつまでも材料だけを手にしていては腐らせる以外に何もない。
 また「捨てる」ことを実行するには「残すもの」に対してテーマが与えられなければならない。「捨てる」ためには経験と先に進む力が必要だ。

 「35歳」という年齢はリニューアルするのにちょうどいい時期かもしれない。

関連リンク
Apple's Eye」 No.113 − 一斉に進化を始めたMac 雑誌

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2004.04.15

鷺沢萠さんが急死

鷺沢萠さんが急死 from asahi.com

 今朝の新聞を見て「え゛〜っ!なんで〜!」と思った。誤報かもと思ったけど公式ホームページでも否定されていないようなので事実なのか?でも先週分までの日記が残っている。

 社会人になってから小説を読む時間はめっきり減ったが鷺沢さんの小説だけはずっと読んでいた。
 最初は同じ歳ということもあってか「ちょっと小説でも読んでみよう」と言う感じで始めたのだが、書き方がとても私に馴染んでいた。いつの間にか毎作品読みたいと思う小説家だった。
 同じように歳をとっていくなかで、いつまでも読み続けていたいと思っていたのでとても残念。
 ご冥福をお祈りいたします。

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2004.04.13

耐震補強金物


 カネソウの仕口ダンパー。筋交い、合板なしにこの金物で柱と横架材を固定し層間変形角を抑えるモノ。壁がなくても壁量計算に金物1個当たり25cmとして計上できるらしい。定価1個当たり1万2000円(KSD150)は安くはないが、リフォーム工事において耐震補強をする場合は使えるかも。・・・・木造住宅をリフォームするときは耐震補強が必要な場合がほとんど。耐力壁は少なくバランスが悪いことが多い。建設時は法律も今ほど整っていない時代だったから、木造住宅の構造なんて重要視されてなかったんだよね。

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2004.04.12

浴室テレビ

 テレビの奥行が薄くなるとサイズが大きくなるだけではない。小さくても薄くなることで設置場所の可能性が増えるといったメリットがある。


 例えば、ノーリツの浴室液晶テレビはその名のとおり浴室に設置するテレビ。10.4インチサイズ。これまでの4インチテレビ付給湯リモコンを使われた方は大きい画面のものが欲しくなるらしい。
 浴室でなくても、これをキッチンの壁に設置することも可能。最近、キッチンの流行はリビング・ダイニングとの対面式で、一体感をだそうとしたものが多い。一人孤独に炊事をこなす奥様方が希望されることが多いのだが、その先にはテレビがあるような気がする。もしキッチンにテレビがあると、こもってしまいたい部屋にならないだろうか。食べ物はあるし、お湯もすぐ沸かせるし、楽しそうな家電はたくさんあるぞ。楽しいキッチンだと家族のみんなも集えるような気もする。
 キッチンにテレビがあるとキッチンの様子も変わってきそうだ。

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2004.04.11

薄型テレビの空間

 テレビが大型化と同時に薄型化している。従来のブラウン管方式では画面サイズに比例して奥行が必要になるため大画面のテレビは設置場所を決めるのがたいへんだった。

 最近は画面のサイズに関係なく、液晶テレビで30cm前後、プラズマテレビで10〜15cm前後の奥行ですむようだ。ちなみに、ブラウン管式のテレビだと14インチサイズでも奥行40cm近くある。
crt_tv
(↑ウチのテレビ。正確にはチューナー付パソコンディスプレイ。購入後15年経つ。)

 最近ではメーカーもブラウン管式テレビの生産を中止する方向に移っているらしい。今後は薄型が主流になることは間違いないだろう。
 このままテレビが薄くなるとテレビを置く家具が変化する。例えばこれまではテレビを収納できる一体型の家具を考える場合、テレビを設置する場所だけ奥行が40〜50cm以上必要だった。しかし30cm程度であれば本棚の奥行程度で充分だ。壁、一面に棚を設けてもテレビの設置場所を比較的自由に決めることができそうだ。
 また、壁に掛けることを考えればこれからの多チャンネル時代、壁面に複数のテレビが掛けられることも容易に考えられる。従来の受信機としてのテレビの他に、絵画の代わりとしてDVDを流し続けている画面を設置するかもしれない。
 薄くなるテレビは新しい空間を生みだしそうだ。

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2004.04.05

テレビがつくる生活

 近ごろ、TVが大きく変わろうとしているようだ。放送も地上波はデジタル放送に移行しつつあるし、受像機も40インチを越える大きなものから携帯電話に搭載されたものまで、一般家庭に普及しつつある。インターネットによる放送もTVの一部と考えるとパソコンも新しい受像機だ。
 TVが変わると家庭での生活が変化する。そうなるとこれは住宅の計画をする上で重要な事項かもしれない。

 先日の朝日新聞の記事によると、
1967年、朝日新聞連載マンガ「サザエさん」によると家庭における父の座とカラーTVの価格はますます下る一方だったらしい。
(from 2004年4月3日朝日新聞be「サザエさんをさがして」)

 磯野家では白黒TVの購入も慎重だったようで、カラーTVは「買う買わない」がテーマにはなったが購入したのは定かでないとのこと。


村瀬春樹著『本気で家を建てるには』主の座 によると、

 家長を“主の座”から追放したのを「民主化」だとするならば、戦後の家庭内民主化は、何によってもたされたのか?
・・・・(略)・・・・
 それは、テレビジョンなのである。
・・・・(略)・・・・
“主の座”が消えたのは、家長だってテレビが見たい ・・・・ という即物的な理由からだったのである。

 大きくて高価だったTVは主に床の間に置かれたために、上座に座っていた家長はそのままではTVを見ることができない。そのため家長の座を開け渡した ということである。TVによって家の中の序列は消えた。


 磯野波平さんはTVを購入することに賛成でなかったようで、TVがもたらす影響というものをよく分かってられたようである。

 その後一般家庭ではTVはリビングルームという場所に置かれ、家族の団欒の象徴にもなっていたかと思う。そこには絶対者である「家長」というものはなくなっていたがTVには家族を集める力があった。

 さて、現在のTVの多様化は家庭に何をもたらすのだろうか。

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2004.04.03

虫歯と洗面所

 2、3日前から虫歯が痛い。丁度治療中の歯が痛むのだけど、虫歯でこれほど痛むのは初めてかもしれない。今まで痛みがなかったから虫歯が悪化してしまったみたいで、ちゃんと歯磨きをしていればと思ってみたりする。

 ところで、歯が痛むと鏡を覗き込んでみたりするのだけど(見ても分からないのに)、意外と磨けてないことに気づく。やはり、日中のリビングで手鏡で見るからなのか。そういえば、洗面所は昼間でも照明を点けなければならない無窓の部屋。洗面化粧台の照明は結構明るいと思っていたが、上から照らす明りだけでは口の中をチェックするのは難しいみたい。こんなところにも虫歯の原因があるのかもしれない。

 洗面所って大きな坪数の家でも余裕を持たせることができない場合があるけれど、なるべく明るい部屋にしたいなって思った。歯磨粉のCMみたいに。

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