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2004.08.31

丹下健三と「あゆ」

今回は「丹下健三とAyu」 from 「Casa BRUTUS 2004年9月号
 「ドコモモ100選」確定につき緊急特集! DOCOMOMO日本支部が日本のモダニズム建築100を選定・発表したということです。

【ドコモモ/DOCOMOMO】
「The Documentation and Conservation of buildings,sites and neighborhoods of the Modern Movement」の略。モダニズム建築の記録・保存を目的とした活動をする国際組織。

 丹下健三氏、菊竹清訓氏・・・・誌面には巨匠の作品がうようよしています。
 ところで今、丹下氏の波が来ているのでしょうか?浜崎あゆみさん、国立代々木競技場、ご愛用ということです。

 さて、浜崎あゆみさんは今日本でトップクラスのCDセールスを記録できるアーチストですが、私はあまり興味ありません。(世代の違いということなのでしょうか?)曲とか詩とか悪くはないんだけど、これだけ売れるのが不思議です。
 ただ、今回の記事を読んでも感じますが、ステージでは物凄いエネルギーを与えられる人だと思います。そのエネルギーは実際にライブで体験しないと分からないのでしょう。写真、CD、映像では伝わらない魅力がありそうです。

 特集のモダニズム建築も同様ですね。100選の写真を見てるだけでは「どうしてこれが選ばれたの?」と思えるものがあるかもしれません。でも建築は実際に見て、その空間を体験しないと感じられないモノがあります。

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2004.08.30

ボローニャ国際絵本原画展

「2004イタリアボローニャ国際絵本原画展」@西宮市大谷記念美術館

 応募作品の中から厳選された100作品の展示ということらしいです。展示数は数えられませんでしたが、スゴイ量です。絵本の原画展示ということで小さな子供もたくさん来ていました。

 絵本と言えども華やかな色ばかりでなく、内容も心の内面についてや、環境問題をテーマにしているものもあったりと盛りだくさんです。1作家5枚の絵の展示ですし、文がないので詳しいことは分かりませんがいろいろ伝わってきます。私はどちらかというと何も考えなくてすむ絵が好きですね。一度に数多くの作品を見ると自分の好みがよくわかります。ハシユカコ氏、三浦太郎氏の絵が好みです。あと海外の作家の名前は失念。(でも、イタリア系が好きかも)

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2004.08.15

建築のデザインは誰のもの?

 京都府船井郡丹波町に「ビジョンダンマーク」という施設があります。「デンマークの風景」という意味なのでしょうか。これは1992年セビリア万博デンマークパビリオンを移築したものだそうです。設計はデンマーク王立建築アカデミーのナッド・ホルシャー(Knud Holscher)教授。デンマークと友好関係にある丹波町が○億円だして買取ったそうです。
 しかし、買取ったらそれをどのように使ってもいいものなのでしょうか。こちらでは、恥ずかしくなるような使われ方が紹介されています。↓
『VISION DANMARK Knud Holscher』(from 「関西今昔建築散歩」

 ナッド・ホルシャー教授はこのことをご存知なのでしょうか。それとも、この大きな壁はこうして宣伝用のペイントを施すことを目的としていたのでしょうか。そうだとしても、も少しカッコ良く描いてもらいたいものです。
 この建物、今はほとんど廃虚と化しているようですが、捨てられたペットみたいな気がします。(世話できないなら、たやすく買ってこないでね。)

『無断で塗り替えていた 神戸港「フィッシュダンス」』(from 神戸新聞)
 ↑の記事によると神戸の「フィッシュダンス」ではフランク・ゲーリー氏が「侮辱された」とのコメントしているそうですが、私は「ビジョンダンマーク」の方が落書きされたように思えます。

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2004.08.13

「盆の月」の建築工事

お盆です。(13日の金曜日ですけど)
 地域によって「お盆」とする日程が違うようですが、関西では月遅れのこの時期にお盆を迎えます。

 この「お盆」のある8月を「盆の月」と言って建築工事の着工、または上棟を嫌う習わしがあるようです。いわれは定かでありませんが、祝い事を避けたいということのようです。
 また避ける期間も「8月全部」と言う人から「お盆の期間だけ」「お盆を過ぎたら良い」等々、人によって様々です。
 住宅などの場合、当人達は全く気にしなくても急に親戚から忠告を受けたと工事が延期になることもあります。ちょうどこの時期の工期の延長は年内竣工や3月末竣工に影響することが多いので、簡単に予定を変更することはできません。注意が必要です。

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2004.08.10

由美ちゃんからのメール

最近、いろんな迷惑メールが溜まっています。
ニフティ、メール遅延解決のため海外発のスパム受信を拒否』(CNET Japan)
という話もあるようですが、まだまだ治まる様子はありません。

淋しいゆかちゃん』 from「犬小屋の地下室
↑こちらで紹介されている ゆかちゃん からのメール、私も受け取りました。同じような内容です。あちこちにメールを送っているということは相当淋しいようですね。

今日メールをくれたのは由美ちゃんです。

ひさしぶり(^0^)元気してた?
由美はバリ島から帰ってきて時差ぼけかなぁ。。。
今度、御飯いこうね(^0^)

日本とバリ島は1時間しか時差ないぞ。ホントにバリ島行ったことあるのか?
それとも別の意味でボケているのでしょうか?
怪しいアドレスも記入されていないのでツッコミを返信しそうになりましたが、それが狙いでしょうか。

・・・・いや、由美ちゃんって知りあい、いたかも?
「また御飯いこうね。」
一応、フォローしておきます。(メールの返信はしないけど)

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2004.08.09

建材メーカー統合

建材メーカー統合に関するメモ
古い話ですが、最近知りました。
クボタ松下電工外装』 2003年12月〜
三菱日立ホームエレベーター』 2000年10月〜

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2004.08.05

丹下健三と「萌え」

丹下健三と「萌え」
とても気になる組み合わせです。「ヴェネチア・ビエンナーレ建築展」。
「侘び」「寂び」「萌え」です。

 日本館の参加作家で建築家は丹下健三氏のみ。建築家のいない建築展。とても興味があります。
 結局、都市は建築家がつくるものではないということでしょうか?

 今回コミッショナーの森川嘉一郎氏の言う「おたく:人格=空間=都市」とは、“個人の萌え萌え”が“都市の萌え萌え”否、“萌え萌えの都市”を生みだしたということなのでしょうか?論文がとても気になります。決して丹下健三氏が「萌え」でないことを願います。
 しかし「萌え」だけで建築展(それも国際的な)を構成するとはスゴイ!ひょっとして都市の次は世界を“萌え萌え”にするつもりなのでしょうか。



今展示への参加が縁となり、コミックマーケット準備会が大嶋優木氏に依頼した『コミックマーケット66 CD-ROMカタログ』用のカバーイラストを、日本館のポスターとしても使用することになりました。ポスターデザインはよつばスタジオ。2004年9月8日から10日間、歴史あるヴェネチアの市内100ケ所に掲示され、日本館展示のアピールとなる予定です。

・・・・・・ヴェネチアの街も“萌え萌え”することと思われます。

 ビエンナーレ建築展の会期は、2004年9月12日〜11月7日。
 行ってみたいな。どなたか、取材費だしてくれません?

関連リンク
4344008979おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ(Amazon)

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