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2004.09.27

京都市、全小中学に冷房を設置

京都市が全市立小中学校に冷房を設置 (from 京都新聞)
 政令指定都市では初ということです。各家庭にクーラーの普及した現在、止むを得ないでしょう。私も10年近く京都で暮らしましたが、京都の夏は蒸し暑い〜!

 ところで、気になるのが冷房方法なのですが、省エネルギー、CO2削減対策はどうなっているのでしょうか。「京都議定書」の締結された場所なのですから、エネルギーの垂れ流しにはなっていないでしょう。窓ガラスや屋根、壁の断熱はどう改修しているのかとても気になります。

 何せ「最初」なのですから全国にお手本となるような取組みの情報を発信してもらいたいと思います。(情報求ム)

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2004.09.24

家の広さは家族の年齢の合計

 先日「家の広さは家族の年齢の合計」という建築家、清家清 氏に関する記事を見て「昔、読んだことあるなぁ」と、とても気になった。

家の最適面積はこうして決まる!』 from 「All About Japan」

 どの本で読んだのか、なかなか思い出せなかったのだが、ようやく掲載されている本の1つを見つけることができた。

現代家相のとんぼの本』 (Amazon)

 家族の年齢を全部加え、その答えを平方メートルに直した広さが適当という算え方があります。(中略)いまひとつ、電報料金方式というのもあります。基本料金として夫婦二人で50平方メートル、学齢前の子供一人につき10、小中高校生なら15、大学生や老人なら一人について20平方メートルずつ加えていくのです。

 いささか古めかしい表現もあるが、それ程はずれていない。(この本の発行は1989年。ただし以前の記事を再編集したものなのでいつ頃の記事かは不明)否、現在でもこの計算式を基に新築・増築計画を行って充分だ。

 しかし、「歳が増えたから家を大きくしよう」といっても買替えしにくいこの時代、最初から大きな家に計画できればいいがそうも言ってられないぞ。
 と、なるといろんな技が必要になってくるのだが・・・・

<<追記>>
『現代の家相』にはサザエさんちの間取り図も掲載されています。

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藤井フミヤ展(こうさぎ)

conejoは、chiha_logがここまでchiha_logの間取りとか展示するつもりだった?
しかしconejoは連絡された!
chiha_logは、

 「藤井フミヤ展」@大丸ミュージアム・梅田 初の個展から10年の軌跡を一堂に展示 ということです。
 この人、面を描くより線を描く

といってました。

*このエントリは、こうさぎの「conejo」が書きました。

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2004.09.23

「こうさぎ」飼い始め

 以前に不満を書いたけれど、ついにブラウザにFlashPlayerをインストール。Flashがないと入れないサイトが急増してるので負けました。(涙)

 せっかくFlashPlayerを入れたのだから、このココログに以前から気になっていた「こうさぎ」を飼うことにしました。

 どんな言葉を拾ってくるのかとても楽しみです。(はたして更新回数を増やすことができるのか?)

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2004.09.13

高断熱住宅技術セミナー

高断熱住宅技術セミナー「そうだったのか高断熱住宅」
 新住協(新木造住宅技術研究協議会)主催のセミナー。講師の鎌田紀彦 室蘭工業大学教授は専門誌の高断熱特集には必ずといっていい程執筆されている。机上の研究だけでなく、実際の住まいにおいてどのようなことが起るか研究をされているので実務者にはとても参考になる。

 セミナーの内容は、新住協の取り組みの発表に比重があったように思う。資料テキスト(2500円)はよくできていると思うんだけど使ったのは数ページ。必要なかったのでは?(←各自、自習するように!?)


 断熱材はグラスウールを中心に。近ごろ悪いイメージがつきまとうグラスウールだが、他の断熱材もいろいろ問題があるよという話。施工方法をどうするかが重要ということだ。
 確かに、グラスウールは性能的にベストな材料ではないかもしれないが、コストとのバランスを考えるとベターであると思う。限られた予算の中でやりくりするなら、断熱材のグレードを上げるより開口部のグレードを上げる方が先だし、換気設備についても充分検討が必要である。断熱以外にも予算が許すなら構造や外装材などグレードを上げておきたいところはたくさんある。どの辺りを目標にするか、まだまだ検討が必要である。

 以下メモ書き "φ(..)

  • 温暖地域で高断熱
  • 高気密住宅は必要か?
     →冷暖房の負荷を減らす
      中間季には窓を開放すれば高気密でなくなる(従来通り)
  • 高断熱住宅にすると光熱費が2.5倍に増えた?
  • 次世代基準の開口部基準は甘い
  • 高性能グラスウールは自立性があるので施工後も隙間が生じにくい
  • 外断熱と充填工法の併用もアリ
  • 気密性を高める工夫と24時間換気をどうするか。(フィルターの目詰まり)
  • ハニカムサーモスクリーンは効果あり
  • 熱の輻射に関する資料は機械工学系にあり

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藤井フミヤ展

 「藤井フミヤ展」@大丸ミュージアム・梅田

 初の個展から10年目を迎える作品展。彼の10年の軌跡を一堂に展示 ということです。

 この人、面を描くより線を描く方がうまいなって思いました。
 「CGアート」と言っても初期の頃はコンピューターの性能いっぱいに画像を切り貼りしてコラージュを作っている感じ。けれど、Illustratorで描く線は急に躍動感を持ち、線が生きているように思いました。こういう絵がきっと好みです。
 そののちの「KIRIE」(切り絵)はそのまま線の動きを持ち続けるけれど「HARIE」(貼り絵)になるとまた面の絵に戻ってしまったという感じでした。

 「イームズの家具を置く感覚でカッコイイかなとコンピューター手にした」というようなことが書いてありましたが(詳細はうろ覚え)、やっぱり普段からイイモノを見ている人の絵だなと感じました。

 ちなみに私、歌の方は「Mother's Touch」(藤井郁弥)が好きです。

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電話は復旧しました

 先日、事務所の電話がつながらないと書きましたが、現在は復旧しております。
ご心配をおかけしました。

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2004.09.11

電話の位置と「玄関」

 住宅の設計をしていると電話を置く位置によく悩む。そういえば昔は玄関付近に置いてたよなぁ。

 漫画が掲載された頃(63年から67年)、ベークライト製の黒電話が家の廊下に鎮座していた。そのうち子機が子ども部屋にも置かれた。内田さんたちがつないできた電話網は、いまや「ケータイ」に代わられ個人と個人を直接結ぶ。

持ち運びできるケータイの登場で「家(うち)のなか」「家の外」の枠を超え、公の世界を拒否して、私の世界だけで生きていくことが可能になったという。公私の葛藤が解消されたわけだ。(正高信男 京都大学霊長類研究所教授)
from 2004年9月11日朝日新聞be「サザエさんをさがして

 なぜ玄関に電話があったのか。他人と会話をするこの機械は「公」の場のモノであり家のなかで「公」の場となりうるのは玄関しかなかった。
 親しい間柄や重要な客は居間、応接間に通されたが、ふつう来客との応対は玄関でなされた。姿が見えないとはいえ電話もこの延長線にあったのだろう。

 新聞の記事には出てないが、電話の位置が玄関・廊下から各部屋に行くまでにリビングに来る時代もあった。電話は確実に「公」から「私」へと移っている。それも電話が家庭に普及してから30年程の間の出来事である。特に電話がリビングにきてから各部屋にいき渡り個人がケイタイを持つようになるまで10年程しか経っていない。

 一方、玄関の役割はどうであろうか。
 「公」であった電話が私的な領域に入り込み、それと同時に家のなかに招かれる場合が増えたということはないだろうか。またインターホンの発達で招かざる客はより外に遠ざけられることになった。
 玄関の役割が以前より「私」に傾いているように思うのだが、なかなか玄関をなくしてしまうことはできない。玄関の役割が変化してきているにも関わらず、「玄関は豪華にすべき」という要望が根強いようだ。

 子供の頃からケイタイを持った世代が大人になる頃、果たして住宅の玄関は変化しているだろうか。

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2004.09.09

電話がつながりません

 事務所の電話なのですが、先日の台風18号の影響でつながらないままです。
 NTTに連絡すると、とても込合っていて復旧は来週以降になる見通しです。電話をかけるとずっと“話し中”状態なのですが、回線の故障です。各方面にいろいろご迷惑をおかけしております。

 電話はケイタイを使ったりして過ごせていますが、仕事でFAXやメールが使えないのは不便です。
 10年前まではメール、20年前まではFAXもなかったんですけどね。

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2004.09.07

タイトルの模様替え

 タイトルに画像をいれてみた。

 横幅が少し足りなかった?このココログの場合、横幅は700pxでつくらないといけないのかな?

 しかし、昨晩はスタイルの更新ができなかったのはなぜだ?

<<追記1>>
横幅700pxで作り直しました。ちょっと大きかったか (?) 縦は170pxあたりで切られるようだ。

<<追記2>>
更新できなかったわけでなく、IEのキャッシュが効いていて画像をいれても反映されたように見えなかっただけのことみたい。

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2004.09.03

『間取りの手帖』

489815090X.jpgこの本、第2弾が出るんですか!
『間取りの手帖』 from 「月曜朝的QB


 家を購入する人のための参考間取り図集かと思いきや、ただヘンテコな間取りを集めているだけ。なのに売れているから不思議。
コメント(妄想って言うんですか?)を読むのは楽しいですけどね。
 仕事柄、ヘンな間取りでもモットモな理由が想像してしまうので私には素直に楽しめない本でした。
ヘンな間取りに見えてもホントは理由があるんですよ。(大多数はネガティブな“ワケ”かもしれませんが。)

 間取り図だけでは説明できない空間を伝えるため、今日はせっせと模型づくり。

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2004.09.01

ガンダム建築?

引続き「Casa BRUTUS 2004年9月号」の記事。
国立京都国際会館について。

こんな大胆なガンダム建築がニッポンにあったのか!
約22度に傾斜した斜めの柱と水平の梁から構成される奇抜で力強い外観。

・・・・「ガンダム」ですかぁ。誌面ではガンダムに見えるように写真を撮っている気もします。どちらかというと、京都の山奥に潜む秘密基地です。

これで思い出しましたが、ガンダムの角度についてはこちら
カトキ立ちは何故好まれる? 〜カトキ立ちの最適角〜』 from 「outsider reflex」
に興味深い考察がなされています。

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