但馬国府・国分寺館
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植村直己冒険館 @兵庫県豊岡市日高町
設計 栗生明+栗生総合計画事務所、プレイスメディア
1994年4月開館
1996年日本建築学会賞
日高町(現在豊岡市)出身の冒険家、植村直己氏の偉業を伝える資料館。半地下のこの細長い通路にそびえ立つコンクリートの壁は氷原のクレバスを表しているらしい。
ところで、この施設内に“体験コーナー”として植村氏の氷原を駆抜ける冒険を疑似体験しようと北極圏の様子を映像に映し、テントを張っている空間があるのだが・・・・暖房ききすぎ。11月の中旬に訪れたのだが、他の展示室よりも高い室温でとても違和感があった。「冷房をいれろ」とは言わないが、このスペースは冬でも寒くていいのではないかと思った。
博物館の空調という点で、「とるものもとりあえず」の『だからあのとき言ったじゃねぇか』にTB。本題とはずれた話題ですみません。
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11月18日 全国高専デザインコンペディション デザコン2005 IN AKASHI 記念講演会
横河健(建築家・日本大学理工学部建築学科教授)、篠原修(東京大学大学院社会基盤工学専攻教授)両氏の講演を学生に交じって聴講する。どちらかというと学生向けの話題。とても分かりやすい。
横河健氏の話 「モノづくりはコトづくり」
・ファインアートの世界
・アメリカでは意見の異なる人が同じテーブルに着き議論を交わす。日本では同じ意見の者同士がくっつく。
・デザインは個人の世界。モノづくりは社会と関わり、社会とどう関わっていくか。
・モノが現れることによって何が起こるか、そこに起こることをデザインする。
・いい建材がないといい建築ができない。→cf.オパーリン
篠原修氏の話 「都市の水辺をデザインする」
・調査分析とデザインは異なるものである。
・都市の素質・・・・日本は水の都市である。これに対し欧米は陸の都市。道路で骨格をつくり広場で結ぶ。
・与条件を疑う。補助線の引き方
・関正和氏について
・日本ではお金を出す人、体を動かす人が偉く、知恵を出す人は地位が低い。
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11月21日 在来木造住宅震動台実験 公開実験見学
築およそ30年の住宅。2棟の間取り仕様はほぼ同じ。左側は建てられた時の状態、右側は耐震補強を施したもの。
震度7クラス(兵庫県南部地震級)の振動が加えられると補強されていない方はわずか15秒で倒壊した。ここで加振は終了。報道では耐震補強の優位性がうたわれていたが、もう少し揺れが続いたならどうなっていたかは分からない。
ここ数日、構造計算書偽造問題が話題となっている。安全であると信じてた(疑いもしなかった)マンションが震度4クラスに耐えられないという診断が一部報告されている。
このような偽造問題はごく一部である(ことを願う)。しかし、写真のような住宅は町なかに数多く建っている。木造住宅の構造について規制が厳しくなったのはつい最近のことだ。もちろん以前から耐震壁量の計算などは考慮されていた。しかし10年前は新築でも右側の住宅のような耐震補強金物はほとんど付いていなかった。
構造計算書が偽造されていたマンションについて、国や自治体の金銭的支援を求める論もでている。指定確認検査機関の落度が問題視され被害者救済の公的支援を国交省も検討しているという。
だが耐震の問題について国や自治体が先にしなければならないのは公共施設の耐震補強ではないだろうか。例えば災害時、避難所にもなる公立小中学校のうち42%は耐震性が確認されていないという。
(平成17年4月現在 文部科学省公立学校施設の耐震化の推進)
「耐震性が確認されていない」というものはほぼ「耐震補強が必要」であると想像できる。耐震調査にも費用がかかるが、耐震性が確認できそうな物件から調査していくだろう。「耐震補強が必要」と診断されれば耐震改修が必要になるがなかなか予算を捻出できないのが実情ではないだろうか。
耐震性の問題はニュースを賑せているごく一部の話ではなくとても身近な問題なのだが、報道はそのことを忘れている気がする。
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実務において壁にぶち当たった時ひもとく本がある。
『建築馬鹿』第1集〜第5集 矢田洋著
第1集の初版は昭和44年(1969年)発行だからかなり古い。しかし書かれていることの本質は現在も変わっていない。建築設計において様々な面から理不尽な事柄に対する思い(愚痴?)が書きつづられているこの本、第1集の冒頭は「建築をやめたい人に」というタイトルから始まる。
「建築をやめたい人に」・・・・読んでいるとほんとに建築実務をやっているのは馬鹿だと思う。30年経っても何も変わっていない。いつも同じようなところで壁にぶつかる。ぶつかるところはそこに書かれているのだが。
この本の中で私にとって最も光のあたる言葉は、
「住宅設計の立場 − 業(なりわい)でなく営(いとなみ)とせよ」の部分である。(『建築馬鹿』第5集)
設計は営であるべきものである。それは非常によく分かる。しかし、実務では果たして営みになるような関わり方を求められているのか、疑問な点は甚だ存在する。
そして再び頁をさまようのである。
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conejoは
最近ネットでネットとかを発電しなかったおもしろそうだからネットとおもしろそうだからしばらく聞いてみるのだが多いおもしろそうだからネットとかを発電しなかったよ...
とか考えてたよ。
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「conejo」が書きました。
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11月10日 京町家震動台実験 公開実験見学
家が模型のように見えてます。
E-Defense(実大三次元震動破壊実験施設)デカい!
今回は耐震補強を施してあるとはいえ、震度6の揺れには恐ろしいくらい揺れていた。報道では「移築京町家に比べ新築京町家は揺れが少なかった」とあり、いかにも最近の工法が優位であるかということが謳われている。確かにそのような結果であった。
しかし元々京町家は隣家と接して建てられ連なっている。1戸だけで測定するのはロールケーキを切り取ってお皿に載せたようである。ちょっと動かしただけで倒れそうなものだ。ただ、最近の京都の様子では隣家が取り壊されて空き地になっていることもよくあるのでロールケーキの1片にならないように補強が必要であることがよくわかった。一方新築町家は移築町家と同じ間口にもかかわらず壁量が多いので変形が少なかったようだ。
今回は“京町家”についての実験だが他の伝統構法に対する耐震補強法、耐震設計法についての研究にも役立てるという。単に壁量だけでない耐震の考え方について確立されることを期待する。
基礎と土台の緊結、力のバランスについてあらためて疑問に思った。
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「こさえる」はともかく「こしらえる」は標準語なのか。
「創る」などたいそうなものではなく、単に「作る」だけではない。「ちょっと工夫がいるよ」というニュアンスを含めながら「こさえる」という言葉をつかっているつもりなのだが、こちらの思い込みだけなのだろうか。
「ちょっと、ここに棚こさえてぇなぁ。」
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アイデアのパターンはいくつか引出しにしまっている。どのパターンを使うかは依頼主とのフィーリングで決まることがよくある。
最初の面談で、オーナーの要望をひと通りヒアリングし「次回までに、何でもいいから店をイメージできるものを持ってきてください」とお願いして席を立った。そして次の面談時にオーナーが持参したのが、英国の片田舎で砂利道にぽつんとたつ古びた家の写真だった。from 『meuble』2005年秋号「明日を担う職人」
デザインの部分部分を具体的に指定されると全体がまとめにくい。しかし「何でもいい」と言われても何でもいいわけにはいかない。方向性の核となるイメージが依頼主との間で共有できれば最高!決して具体的でなくてもいい。具体的にするのがこちらの仕事なのだから。
引用部分はこれだけでは何のことか良く分からないだろう。だけど私にはこの出会ったときの気持がとてもよく分かる。だからどうしてもこのシーンを切抜いておきたかった。
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