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2008.03.07

厚生専門学院、最後の卒業式

先日も書きましたが、3月5日は兵庫県立厚生専門学院、最後の卒業式でした。

「中を一度見てみたい」という理由で行っちゃいましたが、突然の部外者の訪問にもかかわらず、丁寧に案内までしていただき本当にありがとうございました。

例のバルコニーにも入らせてもらっています。



この時代の建物は使われている素材・・・・本当に素材・・・・は、コンクリート、鉄、木、石(タイル)です。
それらを無駄のないフォルムで組合せ、しかし必要なものはしっかりデザインするという気持ちが伝わってきます。

基本的に装飾はみられません。でもそれをデザインとしてまとめるために、設計者はいろいろ職人に高度な要求をし、また職人はそれに応えた跡を見ます。
そんな姿を感じることができる建物。だから好きなんだと思います。

卒業式の行われた4階の講堂。
建物はやはり人に使われている時の空間の方が輝いています。


残念ながら学校としては43年の歴史に幕を下ろしてしまいましたが、まだまだ建物は価値があると思います。
用途が変わっても、輝いている姿を期待。

私がこんな特徴のある学校の卒業生なら、きっとそう思います。


・・・・実際、私の母校(小学校)は校舎が建て替えられていますが、学校は存続していても校舎の変わってしまった母校に行っても懐かしさなんてないですし。


卒業式に参列させていただけてよかったです。
「専門職を目指す」という似たような環境。また「医療・看護」という未知の世界。いろいろな面を感じる機会でした。
私の仕事も結局「人を相手にする」ということにつながります。
祝辞を聞きながら、私も初心を忘れず目的を再確認する思いでした。
感謝いたします。

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コメント

こんばんは^^
突然すいません。
私はこの学校の卒業生です。偶然見つけてすごく懐かしくなってしまい、こうして書き込んでいます。
もう今はここで学ぶ学生はいないのですね・・・寂しいです。
でもすごくいい学校で、校風は本当に自由でのびのびと学んだことを覚えています。
今も看護の現場で毎日働いています^^

建築の方面から学校を愛着を持って見て下さってもらっていて、なんだか嬉しくなりました。
それを伝えたかったので^^

では、失礼いたします。

投稿: おぐ | 2008.09.11 23:58

おぐさん>コメントありがとうございます。

この建物、ホントにいいですよ。
年代的に新しく、また設計者の名前が出てこない
(おそらく県の営繕室)ので、一般的に
知れ渡ることはないのですけれど。

思い出は風景に宿るものだと私は思っております。

学校は統合されてしまいましたが、建物が
なんらか活用されれば、記憶は人々の中に重なり
続けることができます。

けれども、たとえ学校が存続していたとしても
全く新しい校舎に建て変わっていたら、
卒業生や地域の人々の記憶はそこでとまり、
愛着を持って新しい学校を訪れることは
できないような気がするのです。

そういう意味では、おずさんの目に留まって
良かったと思います。
写真をアップしたかいがありました。

投稿: ちはる | 2008.09.12 17:38

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