筋かいのメモ
木造筋かいの歴史に関するメモ
(社)日本建築士会連合会発行「建築士」2005年11月号より抜粋
江戸時代 小田東壑という町医者が筋かいを具体的に提案した記録あり
明治時代 コンドル、滝大吉等の構造に詳しい人達が警告を発す
1924年(明治13年)市街地建築物法施行規則の構造規定として筋かいを入れることが盛り込まれる
1930年代(昭和の戦前)木造建築の研究者田辺平学が「耐震建築問答」で筋かいの必要性を力説
1948年(昭和23年)福井地震
1950年(昭和25年)建築基準法施行令に壁量が定められる
↑久田俊彦が推進
1995年(平成7年)阪神・淡路大震災
2000年(平成12年)告示1460号仕様規定
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コメント
「木構造建築研究所 田原」の田原と言います。
始めまして。
なかなか面白いブログですね。
もしも、よろしければJR土山駅の近くの野添であい公園を見て頂ければと
思います。
木造の少し面白い公園施設が見れますよ。
住宅に応用できる形態の架構です。
投稿: 田原です。 | 2008.03.27 20:40
田原です。さん。>いらっしゃいませ。
・・・・って木構造の田原さんですか!
いつもお世話になっております。いえ、田原さんの著書をよく参考にさせていただいております。
コメントありがとうございます。
野添であい公園・・・・おもしろそうな施設、ありますね。
あまりよく見てないのですが、柱から枝が生えている施設ですよね。
(考古博物館には所用で毎月行っているのですが、終わる頃は真っ暗)
今度よく見てきてエントリ書きます。
投稿: ちはる | 2008.03.28 09:18
法改正の現在、この様な計画物件の依頼がありてこずっていますが
木造空間の可能性を求めて行きたいですね。
木造で困った事があれば言って下さい。
なにか御役に立てると思います。
でわ、失礼します。
投稿: 田原です。 | 2008.03.28 10:28