西脇市役所・市民会館
西脇市役所、市民会館がカッコイイ!
定礎石によると市庁舎は昭和43年(1968年)1月竣工。市民会館は昭和41年(昭1966年)。
予備知識なしに通りすがりに惹かれた建築。
建物のシルエットと、囲まれた広場(駐車場)の空間が心地イイ。
三方どちらを見ても絵になる。残り一方は杉原川の風景でこちらものどかな絵になる情景。
設計者等詳細が知りたい。
【12.08.19 追記】
いろいろお話を聞いていると
市民会館の設計は、根津耕一郎 氏。日本万国博覧会協会本部ビルを設計した方というツイートもあり。
市庁舎は市内部の設計でお名前が挙がってくるのが石野重則 氏。助役を経て第4代西脇市長になられた方です。
市役所内にきっちりとした設計ができる部署があったからこそ、野村公民館のような特徴的な公共建築が建てられたのでしょうか。
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コメント
私は、かつて子供の頃、西脇に住んでいました。西脇市民会館の前を通るたび、角っこにある壁面の模様がいつも気になっていました(気持ち悪いという意味で)。それと同時に角っこの部分のスカイラインがその他のビルの陸屋根の水平線とは異なって、斜めになっているのが無意識のうちにカッコいいと思っていたようです。今、建築をやっているのですが、今回、帰省した際、そのことが気になって、もう一度西脇市民会館を見に行ってきました。そうすると、プロポーションとか高い部分と低層部の構成とか、とても絶妙なのですね。非常に丁寧に設計された良質な近代建築、と思いました。
そうして、思い返してみると、10数年前、たまたま、当時の西脇市の建築部長とお会いする機会があって、そのとき世間話的に、市民会館の設計者を浜口隆一氏と聞いたと、確かな記憶ではないのですが、うろ覚えながら記憶しています。この記憶が正しいのかどうか、私も調べているところなのですが、まだ、確証を得られずにいます。
それと、市役所庁舎も、カッコいいですよね。子供の頃、西脇市で近代的なビルというと、この市役所でした。親に連れられて市役所に行くたびに都会にいったような気持ちになったことを今も覚えています。市役所庁舎もあらためて見てみると、低層部と高層部の構成がきれいだし、単純なRC造のラーメン構造なんだけどとてもきれいで、これも近代建築のお手本のような建築っていう感じがします。やっぱり、設計者が気になりますね。
投稿: 遠藤義則 | 2012.05.04 10:44
遠藤義則さま>いらっしゃいませ
貴重な情報ありがとうございます。
昭和40年代の庁舎建築は「建築」という芸術を求めた姿があるので興味深く追っています。
都会ではどんどん建替えられていますが、地方に残る庁舎をあらためてみると最近の建物よりも芸術的に魅力を感じる建物が多い気がしています。
また時々書いていますが西脇のまちが持つ町並みも興味を持っています。
たぶん今の状態を活用する方向に向ければまちの財産となるでしょうが、新しい住宅地のようなものをイイモノとして目指せば何もないまちになってしまう気がしています。
そんなところを気にしているのですが、またいろいろと教えてください。
よろしくお願いいたします。
投稿: ちはる | 2012.05.04 16:03