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2010.06.02

「市民」像の変容と地域社会

『「市民」像の変容と地域社会-兵庫県三木市の広報誌を題材に-』という研究報告書をいただいた。
shiminzounohenyou.jpg この研究報告書は『広報みき』の1954年(昭和29年)創刊号から2009年までを媒体とし、市民活動と行政の関係の変遷とこれからの道すじが記されている。
"まちづくり"とか"ボランティア"とか得体の知れないモノに携わってる日々だが、「行政と市民の関係についてどうあるべきか」ということがまとめられているのでとても参考になる。
 なぜ自治体から見た市民像に着目する必要があるのか。それは、従来、上下関係にあると言われてきた行政と市民の関係を「パートナー」と位置づけ直すためには、両者が互いに相手に対する見方を変える必要があるからである。とりわけ、「上」にあると自認し、実際に資金や権限、市政運営に関する知識をもっている行政の側の変化がポイントとなる。
既に時代は市民活動というモノが行政とパートナーシップ(協働)の関係にあるという。
宝塚市などは早くからそういった運動をしてきたと以前聞いたことがあったが、今回この報告書を読んで今の時代にあるべき姿がよやく見えてきた。

広報みきって誰のもの?』 (もて木みち子 オレンジニュースブログ版)にTB
「はじめに」のところだけでも読んでみてください。
49頁もオススメ。
広報みきって、やぶさんの瓦版?』(三木市議 大西ひできの方丈記)にもTB

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コメント

貴重な情報ありがとうございます。大西議員がもっているようですので早速読ませていただきます。また読ませていただいてから感想を述べさせていただきます。取り急ぎ御礼まで。

投稿: moteki | 2010.06.03 07:31

moteki さん>
「定数削減反対」とか末端を語るとドツボに落ちそうですが、
本筋を見据えて語ってください。
この本、市民向けに語るテキストになりそうです。

個人的には定数削減はアリだと思っているのですが。
1000票未満で当選可能性のあるシステムは見直す余地あると。

投稿: ちはる | 2010.06.03 09:47

早速大西さんに借りて読みました。第3期中心ですが、行政が描く市民像、とてもよく分かります。個人的に行政の人や、市民活動センターの人に見せました。
みなさん、興味持って、取り寄せできないだろうかといってます。直接研究室に連絡入れてみようと思っています。この研究書をテーマにディスカッションできたらいいですね。定数削減より、こちらのほうが大切だとおもうんですけど。

投稿: moteki | 2010.06.05 07:34

moteki さん>
行政の役割と市民の役割についてそれぞれが
共通の認識をしておく必要がありますよね。
わかっているつもりであっても、
その「役割」の方が時代と共に移り変わっているので世代によって持つイメージが異なっている可能性があります。
今この時代に必要な役割を認識することが必要でしょう。

三木の気質は「変わらない」というところがあるように思います。
世間は360度まわってきて、「やっぱり昔がよかった」と言っているのに
「変わらなきゃ」と他が歩んだ失敗の道をたどる必要はないです。
変わるならどの道をすすむかよく考えれば
まだ失敗の道を進んでいない分、先進的な事例となるでしょう。

「失敗の道を進んでいない」と「成功している」は違います。
三木はまだ「進まず止まっている」だけです。
歩き始めれば最先端!

投稿: ちはる | 2010.06.05 08:56

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